今日も今日とてJeskola Buzzの話
はい。
Jeskola Buzzは15年以上の長い期間を開発され続けたDAW、もしくはオーディオモジュールトラッカーです そして機能の8割以上を有志の開発者が開発したマシンで補っている
ここが曲者でして、有志の開発者がソースコードも残さずに音信不通になる例が多くて、機能の8割を有志の開発者が補っているため、プラグインの現代化・デバッグ・バグの修正ができていないという弱点があります。
まあそれは置いといて、恐らく常識の話なんですが、
・音を大きくする際にはウェイブシェイパーやサチュレーターなどのディストーションを使わずにコンプレッサーを使い、不必要な歪みを削る(あえてそれが目的ならば仕方ありませんが)
・イコライザーはあくまでも帯域を削るのに使うのが主目的なので、ブーストするならレゾネーターやバンドパスフィルターで引っこ抜いてきた波形を被せて音の歪みを削る
・マスタ前にはできる限りリミッターとマルチバンドコンプレッサーを設置して整えやすくする
・コンプレッサーに慣れた人は音をバカでかくしがちなので、リミッター使うとか、JedShiva VUメーターなどで音量が赤の危険域に達していないか注視する
個人的に好きなのは、(Jeskola Delayなど)パラメータの数が少ないマシンを有効に使うべくパターン大量設置してテンプレートとして使い回すことですかね
それで、バッドノウハウなんですが、
・HD MonstarKickはノートオフコマンドを入力すると確実に落ちる
・LnB PeerTriggerTriggerは革新的なマシンだがメモリ破壊を引き起こしプロジェクトファイルを使い物にならなくする
・ヘッドルームが市販のDAWより低く、音割れや音どうしが衝突してできるノイズに悩まされる(これはイコライザやフィルターのノッチフィルターでスペクトラムアナライザで波形を眺めて突出しすぎている部分を削り落とすことである程度対処可能)
・バギーな(index.txtかGear.xmlを眺めると見えてくるたいていがレガシーなマシン)マシンをマシンエディタに呼び出したまま30分放置すると何も干渉してないように見えるのにBuzz本体ごと巻き込んで落ちる
・そのため、今だバギーだと判明していないマシンに対しては、Cheapo Do-NothingやJedShiva VUメーターなどのエフェクタ扱いだがエフェクタではないマシンを挟んだりして整理して問題の切り分けを図る)
・立ち上げ時、特に何もしていないのにマシンが動作してないことがあるので、そういう時は再起動する
続きます